英語の出来ないエンジニアがバンクーバー行ってみた(3日目)
どうも フリーランスのライオンです!
lion-man44.hateblo.jp
の続きです
さてさて、いよいよバンクーバー旅行の最終日です!
身支度
いよいよここともお別れ
短い時間だったけど、いろいろあったなぁ〜...と思い返し、出発準備
そして最後にはお礼の手紙を必死にWeb辞書使って、書いてみました
(きったねぇ字wwww)
さらば!!!
ざっと目的地までの時間歩いて4時間
大体の場所をまずは歩いて行く癖のある自分はGoogleMapが示す距離と自分の足をざっと出してみて、これぐらいかかるとの予測
(わかりづらいと思うので皆さんの為に地図を用意しました)
さすがに4時間、股擦れ状態で歩くのしんどいなと思い、財布の中身を見ると丁度2.75$あったので、ZONEをよく理解していないが乗ってみる事に
(手ブレが激しくてすみませんm(_ _)m)
とりあえず、 全然落ち着かない
もうダメ、理解出来ない
理解出来ないもの怖い
日本でバス乗るのも怖かったりするのに、無理
とりあえず乗り換え地点まで乗り、そこからは歩いて行く事に、時間にして3時間に縮まったような感じだ
ひたすら歩く
歩く
歩く。
gulp。。。
歩く。。
歩く。。。
歩く。。。。
ひたすらただ歩く。
ここまで来てようやく、ここら辺についた感じだ
ここから更に、まだ橋を渡って、歩かないと行けない
残り1.5hほどだろうか
ちなみに賭博場もある
行った事無いが、一人で行ける自信はまだないw
また歩き
歩き。
また歩く。
また歩く。。
しかし事件は起こる
この時、ビックリする事が起こった
老夫婦に話しかけられたのだ
しかし英語が分からない
何だ、何を言っているんだ。。。かなりパニックに陥った。。。
別室行き、以来だ。。。
しかしよくよく聞いてみると
「君は見ると、旅行者のようだ。
これから先のバンクーバー空港に向かうのだろう?
しかし、知っているかい?
ここから先へ歩いて向かうと1時間かかる。
ただし、電車を使えばたったの3駅だ。
8分で着けるんだぞ?
こんなに便利な事は無い。
歩いて行くなんて気が狂っている者のする事だ」
と、言っているような気がした
お爺さんの言っている事は最もだった
ああ、そうだ、それは全くもって正しい
正しさ全開だ
正し過ぎて全ての毛穴が開いてしまいそうな程に正しい
しかし、だ
公共機関が怖いのだ
分からないルールは怖いのだ
分かってくれ、お爺さん。。
そこで俺は唐突に翻訳アプリを思い出し、翻訳アプリを起動し、お爺さんと対話を試みてみたが、無理だった
どうやらお爺さんは訛りと端折りが多過ぎて、翻訳アプリが翻訳出来なかったのだ
前にどっかのTwitterで「外人は翻訳アプリを使ってでも日本人と喋りたいと思っているから日本人も警戒せずに、翻訳アプリを使ってでも対話する事をしてくれ。頼む」みたいなものを見た事があったが、「翻訳アプリがまず使えねーじゃねーか此畜生!」と思った事は言うまでもない
これ以上の対話を臨めないと悟った俺は半分涙ながらにこう言った
「happy working」と
お爺さんはすると、肩をすくめた
なので、俺は颯爽と歩き始めた所、お爺さんから「おいおいおいおいおい」と更に呼び止められた
俺は多少苛つきながら、「What?」と言うと、手を引っ張られた
俺はこの瞬間心の中で「あ〜、まだしてない事一杯あったなぁ〜。俺の人生はここまでか。悔いはあるけど、まぁ良い人生だった」と思った
本当に冗談無く、思ったのだ
しかし、お爺さんは違ったようだ
「バスを待て」と
言っているようだった
しかし俺は必死に逃げるべく「No maney.」と言った
お爺さんは「What?」と言ったような気がした
もはやパニクっていて、何が何だか分からない状態だった
そして財布の中身を見せ、1.25$を見せると何故かお爺さんは意気揚々と
「OK! Come on!!」
と言った
俺は内心「何がOKなんだ...」と思っていたら、バスがすぐに来た
そしてお爺さんはバスに乗るなり、バスの運転手と交渉をし始めた
「どうせ、断られるぞー」と思っていたらバスの運転手からは「OK.」と一言
おいおいおいおい、どんだけ君等は自由が利くんだ
自由の女神か?国は違えど、自由の女神に守られてんのか?
(今でこそ、笑い話だが、当時はどこに連れて行かれるのかもちゃんと理解出来てなかったので本当に恐怖でしかなかった)
そこで、とりあえず乗る事にそして今まで歩いた道のりを逆走...
もはや時間通りに帰れるかどうかとかそんな事より、命あって帰れるかどうかも怪しい状態
そして今まで歩いた40分位の距離を全て水の泡にして着いた所はここだった
そしてお爺さんは「奥さんに送ってくるよ」と言って(多分)、俺を連れて駅の中に入って行った
グイグイ進んで、ホームに辿り着くと「Come on!」と俺を呼ぶ
俺は着いて行くと辿り着いたのは「路線図」だった
そしてお爺さんは俺が理解していないだろうと思い、必死に説明してくれた
本当にただ必死で
俺はその優しさに半分泣きそうになりながら出た言葉が「Great idea.」(サムズアップしながら)だった
そして電車が来て、見送られる時に「Thank you for very much.」と握手を交わし、後にした
(運賃はhonest systemを利用した)
もはや空港に辿り着いた事に泣きそうになりながら、写真を撮っていた
周りの乗客からは完璧にJapaneseの田舎者だと思われていた
空港でカリフォルニア巻
とりあえずお腹が減っては何とやら、なので、ゴハンを食べる事に
(日本語が懐かしい...)
こ、これがカリフォルニア巻!!!!
う、美味いぞ!!
見た目あれなのに!!!
そして、レインボーロールなるものがあったので、頼んでみた
レインボーーーーーーーーー!!!!フォウゥゥゥゥゥ!!!!!!
お腹を整えつつ、俺の冒険も終わったのだな、と考えていた...
と、思ったらそうでも無かった
航空チケットをよくよく見るとシートナンバーの所には「GTE」の文字
何だこれは...
とりあえず分からなかったので、調べてみると記事を発見
イエローナイフ 4日目 『シートナンバー「GTE」』|海外つれづれ旅日誌
何だかよく分からないが、早く確認しに行った方が良いとの事
とりあえず搭乗窓口の所に張り付き、案内人が来るのを待つ
そうするといい加減っぽそうな、あからさまに日本人なお爺さんが、立ってくれたので安堵しながら確認すると「呼ぶので待て」と言われて、待つ事に
(待っている間に甘いポテト食ってた)
なんだかんだ乗れる事に
ようやく、本当にようやく、帰れる事に!
(何と言う事でしょう、ばりに!)
いろいろ波乱があったなぁ〜とAir Canadaの飛行機を見ながら感慨深く思いました
飛行機に乗り
バンクーバーに別れを告げる最後 別の便の飛行機も「お疲れ」と言ってくれているように見守ってくれています
キャビンアテンダントの方も準備に忙しく、ベルトチェックをしてくれています
(どっちかと言うと、帰る時には何故か日本語の声が聞こえてきたりもしたので、安心感が更に増しました)
ここからしばらくして鉄の機械は動き出します
いざ発進
ゴォン、と重い、重量感あふれる発進に子供心にワクワク感を拭いきれない感じを前面に押し出していきたいと思います!
滑走路の前まで走る
いろいろな記憶が走馬灯のように蘇ります
先に飛び立つ別の便
心なしか「あばよ」って言ってくれてる気がします
ちょっとスタイリッシュな機体も
これはなんていう機体なんでしょうか?
とうとう滑走路へ
スタンバイ!って感じですね
今から発進するかと思うとワクワクしてきます
早く早く、と心の中で掛け声する感じ、分かりますか?
キイィィィィィンゴォォォウウウゥゥゥゥ
(ぶれており、申し訳ありませんm(_ _)m)
( convert
コマンドで写真をgifアニメにしているので、ブレブレです。動画で撮れば綺麗なgifアニメできた)(申し訳程度のエンジニア要素)
でもこの瞬間て男の子にとってのロマンなんですよ?
分かります?
そして、空へ
ふわっ...!
と、飛んだぁぁああぁぁぁあああああああああああああ!!!!
この嚙みしめるように目と感触と耳で飛ぶ瞬間を味わえるのは窓側席の特権ですね!
最高です!
書いている最中ですら何度でもあの感覚を思い出しています
さらばバンクーバー
飛んだ後の高度上げてるところがカッコよかったのでgifアニメにしました
( convert
コマンドには -layers
オプションがあり、 optimize
を指定することができます。まぁ指定しといて損は無いので、指定しときましょう。枚数が多く無いとあまり効果が表れないっぽいですが)(申し訳程度のエンジニア要素)
そして、更に眼下に広がる街並み
高度、雲
雲の中を突っ切ります 高度5000mくらい?(詳しく無いので教えて欲しいですが) 上から見たときの雲海が気になるところ
ちなみに雲の中の写真はこんな感じになっている
何も見えない (^_^ ;)
そして突き抜け、白い海へ
うひょーーーーー、見えますでしょうか?
雲海ですよ雲海!
久々に見たけどいつ見ても良いものですね
ドラえもんの雲の王国を見たときのような感動
あの頃は雲の王国を作るようなシムシティなゲームが本気で欲しかったものです(しみじみ
しかし、今写真見てて気づきましたけど、まだ上空に雲がありますね
雲にもいろいろ生息圏?みたいなものもあるんでしょうか
綺麗ー
写真はそこまで綺麗じゃ無いけどね 😅
Rice or Pan
これパンを選んだように見えるでしょ?
ライス選んだんですよねー
最初ニコニコしながらもらったあとに「え?え?あれ?」って当然なりましたよ
聞けませんでしたけどね!!!
ちなみにキャビンアテンダントの方から「Rice or Pan?」と聞かれました
アジア系には「パン」の方が馴染み深いですから、きっと気を利かせてくれたのでしょう
チェケナビに惑わされていた私にとっては大分ハードルが下がりましたね!!!
食べるものを食べたあとは
静寂に包まれた機内
おならをしようものなら怒られそうです
とりあえず就寝です
朝起きたら早くに
もはや眠気で何を聞かれたのかさえ覚えていません
加えてあまり美味しかった記憶が無い...
Mapを見てみたら
既にSAPPOROは過ぎていたようです
そして、日本の空
何でしょうね、馴染み深い雲です
ここから更に雲を掻き分けて空港へ
街が見え...
もう街が見えて間近ですね
ここら辺まで来ると、もうアナウンスが騒がしいぐらいです
着陸
優しいソフトタッチです
キュッって音とともにタイヤの音が加わります
そしてこの子達も全開です
TMRを思い出します
そしてすぐにこんな感じに
まるでする事終わった後の男性みたいな感じですね
このまま何事も無いように、発着場へと走っていきますので、無駄にgifアニメ化してみました
( convert
には -delay
オプションもあり再生間隔を伸ばしたり短くしたりできます。ちなみにサイズはあまり変わらないので、一番良いのは圧縮率を変えたり、枚数減らしたりする事です)(申し訳程度のエンジニア要素)
旅の終わり
短くて長かったような旅も終わりなんだなーと、なりました
ここら辺からはもはや英語を聞く機会もなくなり、日本語メインの会話があちこちから聞こえてきます
外国かぶれもなくなったんでしょうね
俺はそんな事を尻目に颯爽と降りて、荷物を取りに行きます
まだ終わりではなかった
しかし一向に待てど暮らせど、荷物が来ません
やけに遅いなぁと思っていたら、ビックリしたのがデカデカと名前の書かれたネームプレートがベルトコンベアに乗って出てきました
嘘偽りなく大文字です
font sizeとかで言うと 100px以上あるんじゃないかってぐらいに
デカデカ
とです
何でこんな公の場で下の名前まで公開されているのか
俺の名前をあの日刻んだ人たちは今も元気に生きているのでしょうか
とりあえずそのネームプレートを取り、職員の方を捕まえると「こっちに来てください」と連れて行かれ、言われたのが一言
綺麗なお姉さん「すみません、お客様のお荷物を向こうで入れ忘れたらしく、バンクーバーにまだいるみたいです」
俺「え」
どうしようもなかったので、「分かりました」と答え、その場を去る自分
キャリーバッグを持ってないので、来る時より荷物が軽くなって帰る事になりました
ちなみに後で知った事ですが、荷物保険というものがあるらしいです
海外旅行する方は基本デフォなんだとか
こういうところも慣れてないのでダメですね(ちなみにキャリーバッグは後日届いたのですが、車輪がぶっ壊れて使い物にならなくなってました。こういうときのためにも荷物保険に入るんですね)
最後に
と、いろいろな事がありましたが、全体的に良い経験ができた面白い旅になったと思います
台湾以外は全く行った事なかったのですが、本当にバンクーバーは気候が良いところで、よく言われるような避暑地という意味が分かりました
半袖だと雨が降った時に肌寒いとか、道路が本当に広い、とか日本語も要所要所では意外にある、とか行ってみないと分からない事もたくさんあります
また機会を作って行ってみたいですし、他の土地も(次はアメリカ辺りとか)行ってみたいですね
大分時間が経ってからの弾丸旅行の最終日でしたが、読んでくれた方はありがとうございました(いろいろあったので投稿遅れたけど許してね 💕)